チャーチオブクライスト ニュージーランド日本 | 大阪教会

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世界情勢と聖書

体内時計と食事

 

私たちの体には「時計」が備わっており、睡眠と覚醒、体温、ホルモンなど体の多くの機能にかかわっていますが、この時計は毎日合わせないとどんどん遅れていきます。

時計を合わせる方法の一つは、朝の光を見ることです。夜にあまり眠れなくても、一定の時間に起きて朝日を浴びる(見る)ことによって体内時計がリセットされ、夜になると眠くなるスイッチが入るのです。逆に寝る前にスマートフォンなどの光を見ていると時計がどんどん遅れて「夜型」になり、睡眠だけでなく体調や仕事の効率にも影響します。体内時計をリセットするスイッチとして食事も大切ということが最近わかってきました。朝食を食べることで体内時計をリセットできますが、朝食を抜くと時計は遅れてしまいます。遅い夕食や夜食も日内リズム※を崩し、習慣化すると循環器疾患や気分障害につながることがあります。朝食の後、10~12時間以内に夕食を食べ終わるのがよいようです。また、朝食にタンパク質を摂ると血糖や認知症予防によいかもしれないとのデータもあります。

私たちの身体は精巧に調整されているのですね。『神はご自分が造ったすべてのものを見られた。見よ、それは非常に良かった。』(聖書)

※日内リズム=多くの生物がもっている約24時間周期の生理現象