チャーチオブクライスト ニュージーランド日本 | 大阪教会

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世界情勢と聖書

目標を目指して

 

 東京オリンピック「TOKYO 2020」は、コロナウイルス感染拡大のため今年(2021年)に延期となりましたが、感染収束を目指して種々の取り組みをしながらの異例の展開となりました。出場が決定している選手たちは、この状況をどんな思いで見守ってこられたことでしょうか。
 各選手が、どのように苦難を乗り越えて出場権を得るに至ったかという報道を見聞きするとき、私たちの心は捕らえられ、大きな感動を覚え、応援したいという気持ちが湧いてきます。彼らが目標を目指して、日々刻々、鍛錬している姿。それは、決して「我慢」などという言葉では表わせないほどの自分との闘いであるに違いありません。そして、そこを乗り越えたところに、本当の達成感・充足感があるのでしょう。マラソン選手であった有森裕子さんがバルセロナ・オリンピックで銀メダルを獲得された時の「初めて自分で自分を褒めたいです」との言葉に心が動かされました。しかし、このような闘いはスポーツ選手に限ったものではありません。学問や芸術の世界、産業界などあらゆる分野でも言えることですし、私たち一人ひとりにも当てはまることであると思います。
 私たちの人生はレースに例えられます。伝道者パウロは『神が上に召してくださるという、その賞をいただくために、目標を目指して走っているのです』また『あとは、義の栄冠が私のために用意されているだけです』と語っています。私たちも、持てる力を精一杯活かし、神が備えてくださる「天国」という目標を目指して走るとき、きっとそこには自身にも周囲にも大きな感動があることでしょう。