チャーチオブクライスト ニュージーランド日本 | 大阪教会

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世界情勢と聖書

核兵器禁止条約

 

 『人の目にはまっすぐに見えるが、その終わりが死となる道がある。』(聖書)
 昨年1月、世界の破滅までの時間を表す終末時計が、地球の破滅まで残り100秒と刻みました。戦争による世界の危機は続いています。米国のペリー元国防長官他による「核のボタン」という書物は、核による戦争抑止の考えを批判しています。核兵器を持つ事は、余分な脅威をもたらします。ある時、旧ソ連から数百発の大陸間弾道ミサイルが飛んで来ると警戒網が警告したため、米国も応戦を考えましたが、それは米国のレーダーの誤りでした。このような装置の故障による地球破滅の危機は、今まで何回か起こって来ました。核兵器を持つ事は無用な危機を引き起こします。また核兵器の先制攻撃は大きな代価を伴います。一撃で敵国の核兵器を壊滅させる事は不可能で、必ず潜水艦や生き残った基地からの核ミサイルが報復で発射され、自国にも大きな被害をもたらすでしょう。かつての旧ソ連の指導者でさえ核の先制攻撃は望んでいませんでした。同じ理由で、現代のどの大国も核による先制攻撃は望まないはずです。このように核兵器は世界に無用の緊張をもたらします。
 今年の1月に、世界の51の国・地域が核兵器禁止条約を批准しました。この条約は、条約を結んでいない世界の核保有国が核兵器を使用することに、実質的な足かせをはめるはずです。世界に破滅をもたらす核兵器が削減され、地上から消滅することを心から望みます。