チャーチオブクライスト ニュージーランド日本 | 大阪教会

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世界情勢と聖書

ある海難事故

 

2020年11月香川県坂出市与島沖で修学旅行中の小学生62人を乗せた船が沈没しました。児童は救命胴衣を着け、夕暮れの冷たい海に飛び込み救助を待ちました。我先に助かりたいと望む子どもは無く同級生の名を挙げて「友だちを先に」と頼んだということです。地元の漁船4隻が子どもたちを救助し、国連機関から「勇敢賞」が贈られました。漁師たちは、子どもたちは冷静であったと称賛しています。この賞は海難救助での勇敢な行為に授与されるものですが、年に1度ロンドン本部で審査され、2021年は27ヵ国から15件が選ばれました。

1954年9月洞爺丸海難事故の犠牲者の中に2人の宣教師の方がいました。ストーン宣教師(52歳)、リーパー宣教師(33歳)でした。乗船者たちが嵐の中でパニック状態に陥る中で人々を励まし、救命胴衣着用の手助けをしながら、自分の救命胴衣を他の人に譲り彼らは海中に消えたのでした。

「勇気とは、窮地に陥った時に見せる気品のことである」とは、ヘミングウェイの言葉です。私たちが人生の荒波の中で、助けを求める時、命を捨てて守ってくださるお方がおられます。『キリストは私たちのために、ご自分のいのちを捨ててくださいました。それによって私たちに愛が分かったのです』(聖書)