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2020/09/05

ほっとひと息 ​​​​​​​『聖書の視点』


 「Bible says …」(聖書はこう言っている…)、聖書をもとに話しをする英語圏の語り手はよくこのように口にします。まさしく聖書は生きて語りかけます。聖書を読みはじめた頃、『喜びなさい』という言葉にひかれ、心に光が差し込んだような思いがしました。この言葉はイエス・キリストがある話の中で語られた言葉です。
 その話は『心の貧しい者は幸いです。…』に始まり、そして先の言葉につながります。『心の貧しい』という表現は、あまり馴染みがありませんが、英語では「poor」という単語が使用され、辞書を引くと「みすぼらしい」「かわいそうな」という意味が含まれています。このような状態が『幸い』?変ですよね。でも何か深く温かいものを感じませんか?
 “悩みがないとき”と“あるとき”、どちらが良いですか?と問われると、当然、「前者が良い」と答えます。しかし前者の状態にあるとき、人は得てして高慢になり、いつしか他人(ひと)を批判する思いが出て来て、自分でも心が醜くなっていると感じることがあります。一方、後者のときを振り返ると、何かにすがりたいという思いや問題を解決することに一途で、その時の心は健全であったのではと思い返されます。一見変に思われた言葉の意味が少しわかるような気がします。
 聖書の視点はこの世のものとは異なります。悪いと思われる状況下でも『喜びなさい』との語りかけは平安を与えてくれます。聖書の言葉に触れ、日々を歩んでみられませんか?

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