チャーチオブクライスト ニュージーランド日本 | 大阪教会

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2020/09/27

ほっとひと息 ​​​​​​​『虫の声、神の声』

 

 9月になって教会の周りではどんぐりの実がなり、虫の声が聞こえてすっかり秋の気配です。コオロギやマツムシ、スズムシなど、秋の夜長を涼しげに趣きのあるものにしてくれる虫の声ですが、この虫の声が聞こえるのは世界でも日本人を含め少数派です。「聞こえない」人々は、聴力の問題ではなく、虫の声に親しむ文化がないために「虫の声」と意識して聞くことがなく雑音のようにしか聞こえないそうです。幼児時の言語教育と関連しているようで、日本人は「虫の声」を言語脳である左脳で受け止めているのに対し、他の多くの外国人は右脳で処理しているらしいのです。日本人にとっては「虫の音」ではなく「虫の声」という表現が実はぴったりなのですね。
 聖書の中には神が語られた時に、ある人にだけ聞こえて他の人には聞こえなかったという場面があります。イエス・キリストが父なる神に祈られたとき、それに対する返事として天から神の声が聞こえたのですが、そのことばがはっきり聞こえた人たちがいた一方、群衆は「雷が鳴ったのだ」と言ったと記されています。今、この瞬間も、忙しい日常の中でも、実は神さまがあなたに語りかけておられるかもしれません。テレビを消して、スマホを置いて、心の雑音を静めれば、そして神を求める心があれば、あなたの名を呼ばれる神さまの声が、聖書を通してきっと聴けるでしょう。神さまはすぐそばにおられるのですから。

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