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2020/10/11

ほっとひと息 ​​​​​​​『カラスなぜ鳴くの』


 
 

 

からす なぜなくの からすはやまに 
かわい ななつのこが あるからよ
かわい かわいと からすはなくの
かわい かわいと なくんだよ

この童謡は1921年に発表されヒット曲になりました。
春に繁殖期を終えたカラスは、雛を巣に置いて、餌を求めて里にやってきたのでしょう。
当時の人々は「カア カア」と鳴くその声が「かわい かわい」と聞こえ、カラスの子を思う親心に思いを馳せたのかもしれません。
さて聖書には、カラスに養われたエリヤの話があります。紀元前800年代、エリヤはイスラエルで神のことばを伝える預言者でした。迫害と飢饉の中にあった彼に神は言われました。『ヨルダン川の東にあるケリテ川のほとりに身を隠せ。あなたはその川の水を飲むことになる。わたしは烏に、そこであなたを養うように命じた。』その後『何羽かの烏が、朝、彼のところにパンと肉を、また、夕方にパンと肉を運んで来た。』こうしてエリヤは命を守られたのです。
 今日、日本で生息するカラスは、嘴(くちばし)が太く「カア カア」と鳴くハシブトガラスと、嘴が細めで「ガア ガア」と鳴くハシボソガラスがほとんどだそうです。秋も深まり、成長したカラスたちは、夜はネグラに群れで集まります。群れることには様々な利点があり情報交換もその一つだと言われています。そして朝になれば、それぞれ私たちの街中を飛び交います。
昨今「カラス、かわいい?とんでもない、カラスは…」と言う人も多いように思われますが、昔と今で何が変わったのでしょうか。あなたにはカラスの鳴き声、どのように聞こえますか?
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