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2020/10/18

ほっとひと息 ​​​​​​​『ごまかし、不正、改ざん防止に「十戒」?』


 

 

人はどんなときに正直でいるのか、米国の行動経済学者ダン・アリエリー氏が行った実験について次のような記事が新聞に載っていました。

大学生たちに正解の数に応じて賞金を与えるということで、算数の問題を解かせました。そして監督の目は緩ゆるく、ごまかすことも可能でした。

この実験の前に、一つのグループには、高校時代に読んだ本10冊を書き出させ、別のグループには、旧約聖書の十戒(十の戒め)を思い出せる範囲で書かせました。すると、10冊グループと違い、十戒グループはまったく不正をしなかったそうです。十戒のうち、一つか二つしか思い出せない学生にも効果があったとのことです。不正を思いとどまるには「なんらかの道徳基準に思いをめぐらすだけで十分だった」と氏は述べています。

聖書の十戒は、人間が決めた基準ではなく、神が決められた神と人との間の契約の基礎です。神に関する戒めと、人に関する戒めから成っています。これらの戒めを自分に当てはめてみると、いかにその基準からかけ離れているかを思い知らされます。偽りや不正を思いとどまり、幸福に生きるためにも、これを機に一回と言わず何回でも、十戒を読んでみられてはいかがでしょうか。

『あなたの隣人について、偽りの証言をしてはならない。』(聖書)
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