コロナ禍に対する政府の経済政策で、飲食店などを支援する一つである「GoToイートキャンペーン」がスタートしました。この機会を利用して、普段はちょっと手が出にくいごちそうを…、と考えている人もおられるかもしれません。
　聖書には、王様のごちそうを拒否した青年たちのことが書かれています。BC6世紀頃、バビロンの王はエルサレムを包囲して、多くの捕虜をバビロンに連れて行きました。そして、特別に選んだ青年たちを城に集めて教育し、王が食べるごちそうと葡萄酒を与え、王に仕えさせようとしました。ところが、ダニエルと3人の友だちはそれを食べないと決心しました。それらが偶像であるバビロンの神々に捧げられたものだったからです。彼らは世話役に、十日間野菜と水だけを与えるよう願い試してもらいました。するとどうでしょう。彼らは、王様のごちそうにあずかっている他のどの青年よりも顔色が良く体つきも良かったのです。真実な神様を信じる4人の青年たちを神様は守り豊かに祝福し、重要なポストで王様に仕える者とされました。　
　栄養バランスの良い食事をとり、健康を維持することはとても大切です。ごちそうもよいかと思いますが、聖書には次のような言葉があります。
『何を食べようか何を飲もうかと、自分のいのちのことで心配…するのはやめなさい。…まず神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはすべて、それに加えて与えられます。』

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