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2020/12/13

ほっとひと息 ​​​​​​​『目のちり』

 

 私たちは毎日の生活の中でいろいろな問題に直面します。そのような時、聖書は解決の手引きをしてくれます。そこには、人が生きていくのに必要なことがすべて書かれています。そのように考えると、聖書が身近に感じられるのではないでしょうか。
 職場の人間関係について経験したことです。人は、自分が正しいと自己中心に物事を判断する傾向があります。自分本位に考え、相手が変わることを望みます。しかし、聖書はこう言っています。『「あなたの目からちりを取り除かせてください。」と、どうして言うのですか。見なさい。自分の目には梁があるではありませんか。』 私は、「大きな柱が自分の目にあるのに、その柱を取らないで他の人の塵を気にすることがあるのだろうか?」と思いました。しかし、ある時自分の中に高ぶりがあることに気づかされ、それからは相手の声に耳を傾けようとするようになりました。
 そんな折、会社の中で、「感謝のカードを作りましょう」という働きが始まったのです。内容は、「感謝の気持ちを素直に言葉にして書きましょう」というものでした。行為そのものよりも、相手の方の誠意や工夫、気遣いなどに対して「ありがとう」の気持ちを表現するのです。
 神様は私の心の願いを実践する場を与えてくださったと思いました。
 聖書には、今の私に必要なことがすべて書かれています。神様は会社の取り組みを通しても、私に大切なことを教えてくださっています。

*梁: 屋根や床の重みを支えるために柱の上や床に横渡しをする材木
 

 


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