コロナ禍で、不要不急の外出自粛が呼びかけられ、三密回避のために文化・芸術活動も公演や展示が中止になることが昨年来多くありました。一方で電子楽器の売り上げが伸びているそうです。軽量な上、音量を小さくすることができて自宅で夜間でも練習できるのが好評のようです。コンサートには行けなくても、音楽を楽しみたい方が多いのでしょう。
　楽器で演奏される音楽も素晴らしいですが、歌詞とメロディー、歌声や美しいハーモニーがセットになった「歌」は、喜びや憂い、希望など様々な思いを人の心に届けます。いろいろなストレスがある中で、歌を聴くことによって力を得たという方もおられると思います。 歌うことはストレス解消になります。また「人は歌うと幸せになる生き物だ」と聞いたことがあります。 歌うと表情筋がよく動くことで喜びの記憶がよみがえり、リラックスするそうです。お風呂で歌うのもよさそうですね。
　教会では、神様を讃(たた)える「讃美の歌」をよく歌います。「主を喜ぶことは、あなたがたの力です」とも、「神は讃美を住まいとされる」とも聖書に書かれています。「新しい日常」の中、集まって歌い演奏することが難しい日々が続いていますが、今しばらくは、おうちで演奏し、歌い、音楽を聴いて楽しみましょう。 また集えるようになりましたら、教会にお越しになって、讃美の歌をいっしょに歌ってみられませんか。