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2021/05/02

ほっとひと息 ​​​​​​​『ゆとり』


 
「74歳、ないのはお金だけ。あとは全部そろってる」というタイトルの本の紹介が新聞に出ていました。本の帯には「年金7万円の暮らしでこんなに明るいひとり老後」と書かれてあり、同じ年金生活者としてヒントを得たい思いがあり読んでみました。
何と清々しい生き方なのか、正に「目からうろこ」の実感でした。自分の生活を振り返ってみると食べ過ぎによる体のぜい肉に反比例して無駄遣いによる本当の豊かさが消失してきたことを思い知らされました。家計、特に食費を見直し習慣を変えることで健康でゆとりある生活ができるのではないかと期待しています。
 以前、「老後資金に2000万円必要」という話がメディアで取り上げられ話題となりました。年金が約21万円の定年後の夫婦が仮に100歳まで生きるとして、さらに月々最低約5万円が必要でこの数字になったようです。しかしその資金がたとえあっても取り崩すことは死に向かっているという恐怖から安心できず、心のゆとりは無いのだという実態があるとのこと。
かたや上記の本の著者は年金7万円の生活費で十分足りていて、周りの必要に応じて施しや援助もされています。ちなみにこの方は女性の牧師です。「この世は、天国へ向かっての旅の途中なのだから、生きているのにどうしても必要なもの以外は、もたなくていいと考えます」と記されていました。ゆとりある生活への秘訣がここにあるように思われます。
 聖書のことばを二つ、ご紹介します。
『乾いたパンが一切れあって平穏なのは、ごちそうと争いに満ちた家にまさる。』
『…食べ物や着物のことは、何も心配しなくていいのです。…天の父は、それらがあなたがたに必要なことは、よくご存じです。神様を第一とし、神様が望まれるとおりの生活をしなさい。そうすれば、必要なものはすべて、神様が与えてくださいます。』
 

 
 

 
 
 

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