レジ袋の有料化が普及してきましたが、皆さんは日々の生活の中で、どう対応しておられるでしょうか。マイバッグはお持ちですか？食品売り場でサラリーマン風の男性がマイバッグを使う姿をしばしば見かけるようになりました。可愛い絵柄のバッグを下げている姿を見ると、微笑ましい思いになります。女性の使用は圧倒的に多く、エコバッグ売り場は多彩です。
　日本政府は、2020年７月1日から小売業者を営む全ての事業者を対象に、レジ袋の有料化を義務付けました。プラスチックの過剰な使用を抑制することが目的だと言われています。レジ袋の原料であるプラスチックは成形しやすく、軽くて丈夫、密閉性も高く、あらゆる分野で私たちの生活に貢献しています。しかしごみの廃棄や環境汚染が課題となってきました。その解決策の一つとして、一人ひとりのライフスタイルを見直してほしいという思いが根本にあるようです。
　有料化に対するある意識調査では、「無料でもらえないのは不便」「他の事にも再利用しているのでほしい」と言う声や、「確かにごみの削減になると思う」「地球や環境に対する意識に変化が出てきた」という声もあったそうです。この調査では40代50代の人の関心が最も高く、20代の人の関心は低かったと伝えています。ごみ問題への関心とともに、5円や3円に対する金銭感覚の違いもあるのではと思わされます。
私たちにとっては小さなことかも分りませんが、その小さな働きや気遣いが、地球の未来を大きく変えていくのかも知れませんね。
聖書にこんなことばがあります。
「最も小さなことに忠実な人は、大きなことにも忠実であり、
最も小さなことに不忠実な人は、大きなことにも不忠実です。」