長引くコロナ禍で外出が減り、運動不足気味になっている方も多いと思います。家に閉じこもってばかりいると、コロナには感染しなくても、運動不足から病気になったり、足腰が弱ったり、気分がゆううつになったりすることがあります。実は「運動不足」は生活習慣の中では「喫煙」に次いで2番目に病気と関連が深く、「塩分の摂り過ぎ」や「飲酒」よりもリスクが高いというデータが出ています。 
　運動には大きく分けて2種類あります。ジョギングや歩行、水泳などの「有酸素運動」と筋力トレーニングいわゆる「筋トレ」です。「有酸素運動」と「筋トレ」はセットで行うとさらに効果があると言われています。同じ有酸素運動をしても筋肉の量が多い方がカロリーの消費も多く脂肪が燃焼しやすいですし、高齢になっても筋肉がしっかりしていれば転倒や骨折も少なくて済みます。筋トレと言っても、体力や年齢に合わせて無理をせず、たとえば手で机につかまって膝の曲げ伸ばし（スクワット）をするとか、立ったまま壁に手をついて腕立て伏せをするとかいろいろな方法があります。散歩などの有酸素運動と組み合わせて、ジムやプールに行けなくても体によい生活習慣は工夫すれば実現できそうですね。聖書には人間の体は聖霊（神のきよい霊）が住む神殿だと書かれています。家や車をきれいにするように自分の肉体もできるところは自分でメインテナンスしてみませんか。

 
 
 
 
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