チャーチオブクライスト ニュージーランド日本 | 大阪教会

TEL
06-6387-8178

新着情報

2021/07/04

ほっとひと息 ​​​​​​​『クラシック音楽 雑感』


 
 世にクラシック音楽の愛好家は多いと思いますが、私も密かな愛好者の一人です。
 「クラシック音楽」というのは、一般的に1700年頃から1940年頃にヨーロッパを中心とした音楽家によって作られた芸術音楽のことを言います。「クラシック」という言葉は、単に「古い、古典的」という意味だけでなく、「一流の、最高水準の、典雅な、高尚な」という意味もあるそうです。バッハやモーツァルト、ベートーヴェン、ショパンと言った作曲家の名前には馴染みがあります。
 私の好きな曲の一つに、モーツァルトのピアノ協奏曲第20番があります。特に第2楽章は、心が穏やかにされます。他に、ショパンの「別れの曲」や、J.S.バッハの「G線上のアリア」など、良く知られた楽曲ですが、どれも聴いていると心が落ち着きます。メンデルスゾーンの「真夏の夜の夢」は、レコードで聴いてその迫力を楽しんでいます。この曲は、結婚式には欠かせない「結婚行進曲」が含まれていることでも有名ですが、文豪シェークスピアの戯曲「真夏の夜の夢」を題材にして、1842年に作曲されました。物語を元に描かれた、典型的な表題音楽と言えるのだと思いますが、ストーリーがわからなくても音楽そのものを楽しむことはできます。表題音楽にせよ、音楽だけを追求して作られた絶対音楽にせよ、音楽は私たちの心を豊かにし、感動をもたらしてくれます。
 音楽、特に西洋音楽の発祥は、創造主である唯一真の神を讃える讃美歌であると言われています。旧約聖書の創世記4章には、ユバルという人が、『竪琴と笛を奏でるすべての者の先祖となった』と紹介されています。紀元前3000年頃のことです。バッハが作曲した「主よ、人の望みの喜びよ」という楽曲がありますが、私たちを造られた神を愛し慕い求めるところにこそ、人の本当の喜びがあるのではないかと想いながら聴いています。
 
 
『あなたを慕い求める人がみな、あなたにあって楽しみ、喜びますように。』(聖書・詩篇40:16)
 
 
 

ほっとひと息 一覧(NEWS一覧)
https://ccnz.jp/news/
 
 
 
 
 
 
 
 

一覧へ戻る