海外旅行が難しい今、再び自由な渡航を待ちわびていらっしゃる方も多いと思います。
　旅行につきものの航空券ですが、種類や価格など、その仕組みは分かりにくいものです。
　例えば、欧州のパッケージツアー中に急用で一人帰国した場合、片道正規運賃がツアー代金以上になることもあります。また、航空会社がキャンセル発生を見越して座席数以上に予約を受けた場合（これは航空会社の正当な権利として認められています）は、時としてオーバーブッキングによる搭乗拒否となることがあります。
　かつて、作家のヘミングウェイがノーベル賞受賞後、全米の講演活動に忙しくしていた時、時間ギリギリに空港に到着したところ、搭乗拒否に合ってしまいました。この時はオバーブッキングではなく、米国上院議員が議員特権を用いて優先的に、その便を利用したためでした。その上院議員の国家のための大切な用事とは、ヘミングウェイの講演を聞くことだったそうです。

日本人にとって「罪」は理解し難いとよく言われますが、このエピソードから分かりやすい説明をご紹介します。
　聖書の「罪」には、原語のヘブル語で「的、目標、道をはずす」の意味があります。
　上院議員が楽しみに出掛けた先には目的の人物が存在せず、追い出したのは彼自身でした。同じように、人は幸いな人生を送りたいと願っていながら、祝福の源である神を私たちの人生から私たち自身で追い出している。この状態を「罪」と言い、人はみな的をはずして生きていると聖書は語っているのです。
 
　航空機にご搭乗の際は、お早めにチェックインをお勧めいたします。人生の旅路で虚しさをお感じになった際は、お早めにイエス様の元へとお勧めいたします。
 
   
 
 
 

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