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2022/01/02

ほっとひと息 ​​​​​​​『誕生日のお祝い』


  
  昔、日本や中国など東アジアでは「数え年」で年齢を表すことが一般的でした。生まれた時を1歳として、お正月が来るたびに1歳年をとることになります。12月生まれの赤ん坊の場合、生後1か月でも1月になれば2歳ということになります。お正月には家族全員が1歳年をとり、新年を祝うと同時にお互いに年を重ねたことを祝い合うので、とても賑やかで、また昔のように大家族の場合は何かと便利だったのかもしれませんね。
 でも、現在は当然、一人ひとりの誕生日を個別にお祝いし、知人を招いて誕生日会をしたり、誕生日プレゼントを贈ったりします。家族や友人が自分の誕生日を覚えていてお祝いしてくれるのはうれしいものです。
 私の場合、子どもの頃、誕生日といえばクリスマスとならんで「何かプレゼントがもらえる日」でした。ですから、アメリカの教会で「誕生日献金」をする話を聞いてびっくりしました。自分の誕生日に、お祝いしてもらうのではなく、自分で祝うのです。この1年間守られて無事に誕生日を迎えることができた、年を重ねることができたことを神様と周りの人々に感謝し、感謝を表す献金をします。戦後、アメリカの教会の誕生日献金をもとに建てられた日本の病院もあります。
 聖書の中に「受けるよりも与えるほうが幸いです」とありますが、受ける喜びだけでなく感謝をもって捧げる喜びも味わってみたいものです。
 
『…主イエスご自身が「受けるよりも与えるほうが幸いである」と言われた
みことばを、覚えているべきだということを、…』 
聖書・使徒の働き20章35節


  
 

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