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2022/01/30

ほっとひと息 ​​​​​​​『七転八起(しちてんはっき)」』


  
 
 「七転八起(しちてんはっき)」、一般には「七転(ななころ)び八(や)起(お)き」と言われていますが、このことわざは、「何度失敗してもあきらめずに立ちあがること。気落ちせずに頑張ること」を言っています。私たちの人生には絶好調の時もあれば絶不調の時もある、激しい浮き沈みがあるものです。皆さんもそのような経験を何度かされているのではないでしょうか。
 第16代アメリカ合衆国大統領、エイブラハム・リンカーン、歴代アメリカ大統領人気ランキングでは常にトップクラスです。しかし彼は「失敗と不幸」という文字が常に付いて回った人物でした。大小の選挙で7回も落選、そして事業でも2回失敗、その借金を17年かけて返済しています。さらに愛する人たちを次々と亡くしました。9歳の時に母を、19歳の時には姉を、そして26歳の時には婚約者が突然の病で亡くなり、40歳の時に次男を、53歳の時には三男を亡くしています。
 こうして見ますと、リンカーンの人生は失敗や不幸が度々起こった惨めな人のように思えます。しかし、リンカーンは敬虔なクリスチャンでした。神様への信仰をどんなときも持ち続け、聖書の言葉を励みに前へ進み続けました。
 リンカーンが愛読した、永遠のベストセラーと呼ばれている聖書の中に「箴言(しんげん)」という、格言や教訓が集められた書物があります。その中に「七転八起」に似ている言葉があります。
『正しい人は七度倒れても、また起き上がり、悪しき者はわざわいでつまずくからだ。』
 箴言には、日本のことわざが作られる何千年も前に、イスラエルの王様であったソロモンやユダヤの賢人が語った言葉が集められています。
 「正しい人」とは神様を信じている人、自分の力ではなく、神様の力に頼って生きる人のことを意味しています。信仰を持って一生懸命努力している者を、神様はいつも助けてくださいます。頑張って自力で立ち上がらなくてもいいのです。神様が立ち上がらせてくださいます。リンカーンはそのことを何度も何度も体験した人でした。
 
 

  
 
 
 

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