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2022/05/01

ほっとひと息 ​​​​​​​『カラス』


  
 ゴミ収集場に集まってくるカラス、そこで食べ散らかされたゴミを見る時に ゛犯人″であるカラスにとても腹立たしい思いを持ってしまいます。春から初夏にかけては、いろいろな動物が活発に動き出す季節です。特に3月下旬から7月中旬頃まではカラスの繁殖期にあたり、ゴミを荒らしたり、巣の近くを通る人に対して、親ガラスが卵や雛を守ろうとする本能から威嚇や攻撃をすることがあるそうです。夜中や早朝の静かな時間帯には、カラスの大きな鳴き声で目が覚まされることもあります。

 カラスは人間に迷惑ばかりかける動物なのだろうか?この世界でカラスの役割は?と、忙しく働いているカラスを見て、最近ふと考えました。それで少し調べてみました。すると何と、もしもカラスがいなくなったら困ることがたくさん起こるそうです。ほんの一部をご紹介します。
 カラスはネズミ、鳥の雛、そして様々な生物に対して捕食者としての役割を持っていて、特定の生物が増えるのを抑制していると考えられています。もしカラスが絶滅すれば街中にドブネズミが増えて、民家やその周辺に今より多く生息するようになってしまいます。ドブネズミは様々な病原菌を運ぶ動物ですので、衛生的な面で私たち人間に悪影響を及ぼすと予想されます。小さくて可愛いスズメも、実際は農作物を食べる害鳥です。カラスによって捕食されずに今より増えてしまうと作物への被害が大きなものになっていく可能性があります。さらにカラスは虫も食べますので絶滅したら蛾や蜂なども増えるだろうと言われています。カラスは目立たない功労者なのですね。まだまだありますが書き切れないのでこれ位にしておきます。

聖書の最初の書物「創世記」に、神が天地を創造された後、『神はご自分が造ったすべてのものを見られた。見よ、それは非常に良かった。』とあります。カラスも、創造主である神のご計画によって造られたのです。
 
 

  
 

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