「考えろ、しかし、悩むな」わたしが若い頃に読んだ、クリスチャン作家の本に書いてあった言葉です。考えることは大事だが、何度も何度も同じ事をくよくよと考えると、それは悩みとなる。そうなると決して良い結果は生まれない。そのような意味の言葉だったと記憶しています。
　若いときは誰しも、大なり小なり、悩みやすい傾向にあるのかもしれませんが、頭でっかちで、いろいろな「悩み」にとらわれていたわたしの胸にささった言葉でした。
次のような言葉があります。
「ですから、明日のことまで心配しなくてよいのです。明日のことは明日が心配します。
苦労はその日その日に十分あります」　これは聖書のことばです。
　神様にすべてを委ねて、一日一日を精一杯生きる。そうすることで、心身ともに健康な毎日を過ごせます。昔は「そうはいっても」と思い、素直に受け入れることができなかった言葉です。しかし、経験を経て、この言葉が少しずつ理解できるようになってきました。考えることは増えたと思いますが、悩みにとらわれることは少なくなっていると思います。
　ストレスフルな現代社会。くじけそうになるときもありますが、日々、神様の言葉に助けられながら人生を歩める幸せを感じています。若い頃に読んだクリスチャン作家も、同じ聖書の言葉を読んでおられたかなと思う今日この頃です。
 
 
 

  
（筆者撮影） 
 
 
 

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