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2022/07/31

ほっとひと息​​『水野源三さん』


  
 “ 瞬(まばたき)の詩人 “ と呼ばれた水野源三さんの 『今日一日も』 という詩をご紹介します。

「新聞のにおいに朝を感じ
 冷たい水のうまさに夏を感じ
 風鈴の音の涼しさに夕暮れを感じ
 蛙の声はっきりして夜を感じ
 今日一日も終わりぬ
 一つの事一つの事に
 神様の恵みと愛を信じて」

夏の1日が思い浮かぶ詩ですね。
厳しい暑さが続く毎日ですが、渇いた喉に冷たい水の美味しさは暑い夏にしか味わえないものです。

この詩を作られた水野源三さんはクリスチャンです。彼が9歳の時に赤痢に感染し、高熱が原因で脳性麻痺となり、目と耳以外の体の機能を失いました。
ある日、偶然家を訪れたキリスト教の牧師が源三さんに聖書をプレゼントしました。聖書の言葉は生きる希望を失っていた彼の心に、感謝と喜びを与えました。
そして、ご両親やきょうだいの献身的な支えのもと、目の「まばたき」を使って、多くの詩や短歌を作られました。

源三さんは動くこともできない、しゃべることもできない、傍から見るととても不自由な生活をされていました。 しかし、その人生は輝き、多くの人に生きる希望を与え、心はいつも喜びに溢れていました。

なぜ、希望に輝いた喜びのある人生を送ることができたのでしょうか。
それは「神様の恵みと愛」を日々体験されていたからです。
 
 


 
 
 

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