ちょうど1年前、年に一回の健康診断の結果を聞きに行ったときのことです。心臓に負担がかかっている、とのこと。それまで、歩くと息切れを感じていたので、「やはり心臓か…」とガクッとしているところへ先生が「治療を考える前に、まず体重を落としなさい。」そう言われて「やっぱりな」と納得。それまで悪いと知りつつ続けていた悪習慣があったのです。菓子パンとカフェオレのバク食い・バク飲みです。血糖値やコレステロール、中性脂肪は悪くなかったので、ズルズルと続けていましたが、これを機にやめる決意を固めました。それから1年、今では体重は70㎏から55㎏と15㎏減、身体も快調です。検査や薬といった対症療法ではなく、根本的な原因である“体重減”を指示された先生に、改めて尊敬と信頼を持ちました。
　私たちは、人間関係などで問題が起こると、他者のせいにしたり、対症療法的に「ああしようか、こうしてみようか」と考えます。でも、よく考えると、その根本原因は自分の内にある、ということが多いのではないでしょうか。そんな時は対症療法も必要ですが、まず、自分の内を省みて、その問題のルーツを知り、それを取り除くことが大切なのですね。
 

 
 

ほっとひと息　一覧（NEWS一覧）
https://ccnz.jp/news/