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2022/11/27

ほっとひと息​​『今の私にできること』


  
 
 聖書には多くの人物が登場します。その中に、タビタ(ギリシャ語でドルカス)という人がいます。パウロやペテロといったキリストの弟子たちが各地で宣教していた頃の、女性の信者です。彼女は良い働きをして人々から慕われていましたが、病気で死んでしまいました。訃報を聞いて訪れたペテロのところに、その地の未亡人たちがやって来たときのことが、聖書にこのように記されています。『やもめたちは、…泣きながら、ドルカスが一緒にいたころ作ってくれた下着や上着の数々を見せるのであった。』彼女は、自分の特技を活かして人々のために働いていたのですね。物作りが好きな私は「いいなあ、私もこんな働きがしたいな~」と読むたびに感動します。
 若い頃は、健康診断を受けたクリニックの先生から「あんた、お見合いをするなら顔写真よりもレントゲン写真でしなさい。丈夫で長持ちするの請け合いや。」と言われるほどの元気者でしたが、年を経るごとにあちらこちらに不調が出て来ています。性格はせっかちでおっちょこちょい、家事はまるでダメ、音楽と美術のセンスなし、運動神経もない、という私ですが、それでも今の私にできることがあります。手芸、裁縫、編物は得意分野です。このドルカスのように、自分にできることをして皆さんの役に立ちたいと願い、励んでいる日々です。
 
『すべての良い贈り物、またすべての完全な賜物は、上からのものであり、光を造られた
父から下って来るのです。』(聖書)
 
  

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