明けましておめでとうございます。新しい年を迎えて、新しい服や肌着、財布などを身に着けると、何か浮き立つようなわくわくする気持ちになります。肌着を一新する習慣には「きよめ」の意味もあるようです。大掃除で部屋もきれいになり、今年こそ良い年になりますようにと願い、新年の目標をたてます。大きな目標もよいですが、「早起きする」、「筋トレする」など毎日行う新しい習慣を作ることができれば、それも素晴らしいですね。3日坊主にならないポイントは「習慣化する」ことだそうです。自分を甘やかさず、しかし厳しくしすぎずに、難しければレベルを下げて小さなスタートでよいから継続することです。何日か続けるうちにそれが当たり前のことになり、やらないと気持ちが悪いようになって新しい習慣になります。
　けれども、新しくならないものもあります。私たちの肉体は１年ごとに年をとっていきます。現在は高齢でも元気で若々しい方が多くなりましたが、時間を止めることはできません。心や性格も簡単に新しくすることはできません。辛かった過去の体験や自分を傷つけた人への恨みや怒りを忘れるのは難しいことです。しかし聖書には、「たとえ私たちの外なる人は衰えても、内なる人は日々新たにされる」、あるいは「古いものは過ぎ去って、見よ、すべてが新しくなりました」ということばがあります。キリストを信じるなら年齢や過去にとらわれずいつも新しくされる希望があります。
   

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