先日、贈答用の卵を頂きました。こだわりの飼料と環境で育まれた卵のようです。おでんに入れて、箸で二つに割ったところ、なんとまぁ大きな黄身とプリップリの白身。「いつものと全然違う。やっぱり食べる物で体は造られるんやわ。私たちも食べ物に気をつけよう！」と我が家の料理担当者は、驚きとともに決意を語っていました。熟年二人組にとって、量よりも良質な食事を心がけ、健康と活力を維持したいところです。

　“肉体は食物で、心は読書で造られる”ということを聞きますが、最近も元外交官の作家が、若者たちに「先の見えない時代だからこそ本を読んで欲しい。本は先人たちの歴史や知恵を得られるショートカットなんだ。ネット検索で安易に解答を求めず、読書を通して自ら考える力を養って欲しい。」と、歴史の過ちを繰り返さないための知恵を、昨今のメディアだけに頼らず、自分の頭と心で選び取るよう熱心に励ましておられました。

　“本の中の本”と言われる聖書には、人類の始まりからの歴史がつぶさに、それも人には知りえない未来についても記され、最終的な人類への希望がはっきりと提示されています。
　新しい年、この神のことばを毎日の食事のように、よく味わって、混迷する時代を生きるための糧にしよう、と強く思わされています。

『人はパンだけで生きるのではなく、神の口から出る一つ一つのことばで生きる』
『聖書はあなたに知恵を与えて、キリスト・イエスに対する信仰による救いを受けさせることができます。』
   

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