この写真を見られて何だかおわかりでしょうか？
雪国の人であれば、ピンと来るかもしれません。これは雪を溶かす、融雪・路面凍結防止装置です。
道路に埋め込んだパイプから路上に設置したノズルを通して路面へ地下水を散布するという仕組みです。雪国の街中では、道路にこの装置が設置されているため、雪が降っても問題なく道路を使うことが出来ます。ちなみに、融雪装置の有無でこれくらいの差が出てきます。



「知識」は、物事について知っている内容のことですが、そのような知識を人生に適用することは、
「知恵」と言われます。まさに、雪国の人々の「知恵」だなと、この装置を見るたびに思います。
さて、聖書には「知恵の格言の書」として知られている「箴言」という書があります。
「自分の口を見張る者はたましいを守る。唇を大きく開く者には滅びが来る。」
「怠け者の心は欲を起こしても何も得ない。勤勉な者の心は豊かに満たされる。」
「憎しみは争いを引き起こし、愛はすべての背きをおおう。」等々
このような格言が31章にわたって書かれています。
示唆に富む言葉がたくさん記載されていて、折に触れ、読み返すようにしています。反省させられる事も多いのですが、読むたびに日常生活に適用できる新たな気づきが与えられます。聖書を通して神から人類に与えられた「知恵」。このような「知恵」が与えられていることは心強く、日々を生きる上での指針となっています。

〈この雪吊りも、雪の重みから枝が折れるのを守る、雪国の人の知恵の一つです〉
雪の日　兼六園にて撮影。


　

   

ほっとひと息　一覧（NEWS一覧）
https://ccnz.jp/news/