チャーチオブクライスト ニュージーランド日本 | 大阪教会

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2023/02/12

ほっとひと息​​『私の喜びをともに喜んでくれ』


 
 数年前実家に痩せこけた子猫が保護猫としてひきとられました。紙のボールを投げるとジャンプしてキャッチ、それを見て歓声を上げると何度でも投げろと紙をくわえては足元に置くのでした。その子猫も今や大きくなり庭や田んぼの動く生き物を捕まえては誇らしげに見せにくるようになりました。ヘビ、トカゲ、もぐら、ねずみ、カマキリ、バッタ、鳩やスズメなどです。部屋の静けさは悲鳴とともに「ガサガサ」時に「むしゃむしゃ」の音でかき消されます。猫がそのようなことをするのは一説には自分が捕った獲物を飼い主に褒められ飼い主の喜ぶ顔が見たくて「お土産」として持ってくるのではないかと言われています
 聖書の中に主人が長い旅に出かける時三人のしもべたちにそれぞれの能力に応じて財産を預けて行くたとえがあります。内二人はそれで商売をし預かったお金が二倍になりました。旅から帰って彼らと清算をしたとき、この二人は「よくやった。良い忠実なしもべだ。…主人の喜びをともに喜んでくれ。」と主人に褒められました。ここでの主人は神様です。個々の管理能力に応じて与えられた賜物を私たちがどのように活用するのかが問われています。忠実に賜物を用いた者に創造主なる神様がお褒めの言葉をくださりご自身の喜びに与らせてくださるのです。何という喜びでしょう!毎回叱られてもいつも嬉しそうな顔をして獲物を見せに来る我が家の猫。「一緒に喜んでよ」と言っているようです。

 

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