今、2025年開催予定の大阪万博の準備が進められていますが、ご存知の通り、1970年にも、大阪府吹田市で万博が開催されました。私は当時小学校の低学年でしたが、それ以降、様々なものが急速に変化してきたように思います。通信関係では、ダイヤル式電話が、プッシュボタン式になり、その後、ファクシミリ、ページャ（商標：ポケットベル）が現れ、携帯電話へと続きます。音楽関係では、レコード、カセットテープ、ＣＤへと変化し、映像関係では、カラーテレビ、ビデオ、ＤＶＤ、空調機器では、冷房専用のクーラーが登場し、冷暖房両用のエアコンへと進みます。そしてパソコンも学生時代の終盤に現れました。その時々に新しく生まれた製品に、わくわくさせられた記憶が蘇ります。技術の進歩を体験できた時代であったと思います。ここで、振り返って思うことは、現在から過去を見れば、不便だったように見えることも、その時は十分満足であったということです。また、これからも人は便利さを追求し様々なものを生みだしていくと思いますが、他方、人には「自身で考え行いたい」「手間を楽しみたい」という思いもあるようで、便利さと心の満たしとは別のものだということも覚えます。心の満たしは人それぞれで、学習や趣味など、様々ありますが、真に心を満たしてくださるのは、人を創造された神様だけであると聖書に記されています。
     

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