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2023/04/23
ほっとひと息『アーモンドの花』
色とりどりの花が美しい季節です。時期は過ぎましたが、「春は桜が一番」とばかりに花見に出かけた人も多いのではないでしょうか。同時に、「桜は近所にも咲いている」と言う人も結構おられることでしょう。通勤途上でも、花に近付いたり離れたりしながら、スマホを構える人をよく見かけました。数本の桜でさえその美しさに感動を覚えますが、「歩けど歩けど桜の花…」と言う眺めは圧巻ですね。日本にはそんな桜の名所が数多くあるようです。
さて、先日イスラエル旅行をしてきた人から“イスラエルの吉野”と呼ばれる所があると聞きました。イスラエルに桜が咲くのか?と思っていると、いいえ、アーモンドの花だそうです。桜に良く似た花で、春に他の花々に先駆けて最も早く花を咲かせるそうです。この話を聞いて、何かイスラエルのイメージが変わった気がしました。いつかアーモンドの花見をしてみたいものです。
聖書にアーモンドの記述がありますが、それはアーモンドの「早い、先がけ」と言う意味合いを込めた用いられ方がされています。イエス・キリストも人々に教えを語られる時に馴染みのある花や鳥などを例えに用いられました。そこには、イエスの深い愛のまなざしが感じられます。
『なぜ着る物のことで心配するのですか。野の花がどうして育つのか、よく考えなさい。働きもせず、紡ぎもしません。栄華を極めたソロモンでさえ、この花の一つほどにも装っていませんでした。野の草さえ神はこのように装ってくださるのなら、あなたがたには、もっと良くしてくださらないでしょうか。』
(聖書・マタイの福音書より)
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