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2023/08/27

ほっとひと息​​『それは非常に良かった』


 
  この猛暑の夏も、周りに樹木が多い我が家には、朝からセミの大合唱がワァーンワァーンと響いていました。そろそろセミの種類も変わってきたのでしょう、ツクツクボウシの鳴き声も聞こえます。短い命を惜しむかのように一生懸命に鳴いています。セミは土の中の幼虫時代が長く、7年から10年。成虫になって地上で過ごす期間はわずか1週間から数週間であることは、よく知られているところです。子どもたちが網を持ってセミを採取しようとする姿をよく見かけますが、セミは樹液を吸って栄養とするので、飼育は難しいようです。私は小学校で理科を教えていますので、この春、アゲハを卵から成虫になるまで子どもたちと飼育し、観察を続けました。1ミリほどの卵から、ミカンやレモンの葉っぱをもりもりと食べて幼虫がどんどん大きくなっていく様子を、子どもたちはキラキラした目で観察していました。ところが、さなぎになったとたんに動きが止まります。まるで死んだように何日も飼育ケースにくっついています。「先生死んだんと違う。」「うーんもう少し待ってみよう。」目ざとい子は、「さなぎの色が変わった。」と報告してくれます。しばらくすると、見事な模様のアゲハチョウが誕生。しばらく飼育ケースの中で、羽根を整えて、バタバタと羽根を動かすとお別れの時です。子どもたちは教室の窓から飛び立つアゲハチョウにいつまでも手を振っていました。セミもアゲハチョウも羽化の瞬間は神秘的です。神様の御業(みわざ)の不思議を覚えます。
『神はご自分が造ったすべてのものを見られた。見よ。それは非常に良かった。』聖書
 
 

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