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2023/10/01
ほっとひと息『実りの秋』
騒音のような蝉の鳴き声がいつしか聞こえなくなり、秋の虫の鳴き声が聞こえてくる季節になりました。
コオロギやスズムシの鳴き声で秋を感じる方も多いのではないでしょうか。
秋といえば、収穫の秋、実りの秋とも言いますね。
先日、新米をいただきました。炊き立ての新米の美味しいこと、ついつい「おかわり」してしまいます。このお米を収穫するために、農家の人はどれほどの苦労をされたのでしょうか。台風や長雨といった天候の影響もある中、時には、思い通り収穫できないときもあるでしょう。長い時間をかけ育てたものが、台風などによって一瞬で失われるのは、どれほどの苦痛と失望を伴うことでしょう。
聖書に、神様が暑さを和らげるために生えさせた唐(とう)胡麻(ごま)の木が枯れたことに怒り、死を願うほどに惜しみ怒るヨナの話があります。そんなヨナに神様は「あなたは、自分で労さず、育てもせず、一夜で生えて一夜で滅びたこの唐胡麻を惜しんでいる。ましてわたしは、この大きな都ニネベを惜しまないでいられるだろうか。そこには、右も左も分からない十二万人以上の人間と、数多くの家畜がいるではないか。」とおっしゃいました。ヨナ書4:10,11
当時、神様が滅ぼそうとされていた都、ニネベに対する愛の神の赦しと憐みが示されています。ニネベの人々が悔い改めたことをご覧になり、滅ぼすことを思い直されたのです。
このニネベの都に対する神のお言葉は、今日も私たち人間に対する神の深い愛と憐みを示しています。
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