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2024/03/03
ほっとひと息『伝える』
3年生の理科の授業で「音のせいしつ」と言う単元があります。「音が出ているものの様子や、音の伝わり方を調べよう」ということが学習の目当てです。私たちの日常生活にはいろいろ音が聞こえてきます。それで、理科では楽器や身の回りのものの音を出して調べます。音楽の先生にお願いして、タンバリンや大太鼓、ウッドブロック、3年生がまだ使ったことのないウインドチャイムやボンゴなども借りて音を出してみます。にわかに理科室は音楽室のようなにぎやかさです。中でもトライアングルは音を出しているときは震えていることが分かります。震えを止めると音も止まります。昔懐かしい糸電話も作って、糸を触って実験しました。子ども達は大喜びです。音が伝わるとき、音を伝えている糸が震えているということがよく分かりました。
私たちも言葉を発するときは大きい声ではっきり伝えないと、何を言っているのかよくわかりません。聖書にこのようなことが書かれています。『笛や琴などいのちのない楽器でも、はっきりした音を出さなければ何を吹いているのか何をひいているのかどうして分かりましょう。…同じようにあなたがたも舌で明瞭なことばを、語らなければ話していることをどうして分かってもらえるでしょう。』とあります。最近は携帯電話やパソコンのメールなどで、コミュニケーションを取ることができて便利です。しかし、大切だと思うことはやはり対面でしっかりと相手に伝えたいものですね。
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