昨年のクリスマスに、シクラメンの鉢植えをいただきました。植物を育てるのが苦手で、すぐに枯らしてしまう私ですが、植物に詳しい友人から育て方（枯らさない方法）を教えてもらい、タイミングを見て水やりを続けたところ、今も可愛い花を咲かせて、楽しませてくれています。
　水やりをしようと、土の表面を隙間なく、ぎっしりと覆っている葉っぱをかき分けると、小さなつぼみがいっぱいできています。そのつぼみを見て思いました。「このか弱いつぼみが、自分の上をぎっしりと覆っている葉っぱの間から、どのようにして真っ直ぐ上に伸びられるのだろう。」超高速カメラで撮影したい気分になりました。そして、神様が、創造されたもの一つ一つに、ふさわしい能力を与えておられることに感動しました。
　私たちも、時に、真っ暗で光が見えないような体験をすることがありますね。でも、「雨雲の上には太陽が輝いている」とよく言われるように、私たちを覆っている黒雲の上では、愛の神様が見守っていてくださるのですね。私たちは、希望をもって、その神様に向かって真っ直ぐに手を伸ばせばよいのだと、か弱い花から教えられました。
『神は真実な方です。あなたがたを耐えられない試練にあわせることはなさいません。耐えられるように、試練とともに脱出の道も備えていてくださいます。』（聖書）
 

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