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2024/03/17
ほっとひと息『笑顔の効用』
デイサービスの施設で働いていますが、リハビリトレーニングの中に表情筋トレーニングというものがあります。口を大きく開けて10秒間キープ、「あ・い・う・え・お」のそれぞれの口で10秒間キープ、そして大げさな笑顔を作って10秒間キープします。マスク着用のため皆さんの顔全体の表情は見えませんが、「笑顔を作って下さい」と言うと、多くの方々の目元が優しくなっているのがわかり、ちょっとうれしくなります。表情筋を動かして顔の筋肉のこわばりをほぐすことで滑舌や発声、口腔機能の維持に良い影響があるそうです。また笑顔を作ることは、ナチュラルキラー細胞という免疫細胞を活性化させ免疫力をアップする効果があり、さらに顔の筋肉は感情を司る脳の神経と密接に関係していて、笑顔を浮かべていると脳が楽しいとみなして前向きな思考を持ちやすくなるそうです。そして何より、笑顔は接する人の心を溶かし人間関係を良くすることにも役立ちます。もちろん笑うのが苦手な方もおられるでしょうし、笑うことなどとても出来ないような悲しみや不安を抱えておられる方もおられるでしょう。そんなことを考えていた時に思い浮かんだのは、教会の日曜学校で歌われる曲の歌詞です。『主の喜びが心にあれば 主の喜びが心にあれば 悲しみは笑いに 苦しみは喜びに 嘆きは踊りにすぐに変わる。』主であるイエス・キリストを心に持つ者には、『悲しみを喜びに変え』、『憂いを慰め、楽しませ』て下さるという神さまの約束が聖書の中にあります。日々神さまからの笑顔を頂いて小さな幸せの種まきをしていければと思います。
※画像と文中の登場人物とは関係がありません
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