チャーチオブクライスト ニュージーランド日本 | 大阪教会

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2024/04/07

ほっとひと息​​『主は私の羊飼い』


  
 ニュージーランドは「人間よりも羊の数が多い国」として有名です。当教会の母教会がある都市オークランドも、その郊外には羊の牧場が広がっています。日本ではあまりなじみのない動物かもしれませんが、羊は古くから人間の生活を支えてきた重要な家畜で、聖書の中にも多く登場します。臆病で弱い存在である羊と、その世話をする羊飼いの関係は、私たち人間と神との関係にたとえられます。かつてイスラエルの王ダビデは、『主は私の羊飼い。私は乏しいことがありません。…あなたのむちとあなたの杖 それが私の慰めです。』と言いました。羊飼いの杖は、柄の部分が曲がった独特な形状をしています。現在では木製のものだけでなくアルミ製のものがつくられたりもしていますが、その形状は昔から変わっていません。羊飼いは杖の曲がった部分に羊をひっかけて、自分のもとに引き寄せるのです。また、羊飼いの持つむちは羊を懲らしめるためのものではなく、弱い羊たちを他の動物から守るためにふるわれました。迷いやすい私たちをご自分のもとに引き寄せ、危険から守り導いてくださる神様。羊飼いとして幼少期を過ごしたダビデは、かつて飼っていた羊たちのことを思い浮かべながら、自分自身の神様への信頼を表現したのでしょう。
 イエス・キリストも、ご自身を「羊飼い」私たちを「羊」に例えて、次のように語っておられます。
『わたしは良い牧者(羊飼い)です。』『わたしは羊たちために自分のいのちを捨てます。』
 


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