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2024/05/12
ほっとひと息『良きサマリヤ人』
先日、妻の従兄を訪ねて奈良に行ってきました。妻とは久しぶりの遠出です。私たちは一年に一度の近況報告や語らいを楽しみにしています。
近くに駐車をする場所が無いので、少し遠くに駐車しました。ところが、歩いて行く程に妻の足が動かなくなり、困ってしまいました。訪問を諦めて帰ろうかとも思ったのですが、近くの方が「家で休んでいきなさい」と声をかけてくださいました。本当に助かりました。私は、一人で従兄宅へ向かい、妻はお茶をいただいて休ませてもらったようです。
あいにく、従兄は留守で、休ませてくださった方に礼を言って帰りました。
妻は、その方の親切がよほど嬉しかったのか、もう一度お礼を言いたいと言うので、翌日訪問しました。その方は留守で、とても残念でしたが、代わりに従兄には会うことができました。
この出来事を通して、聖書に書かれている「良きサマリヤ人の例え話」を思い出しました。「ある人が、エルサレムからエリコへの道で強盗たちに襲われ、半殺しの状態で道に倒れていました。たまたま二人の宗教家が通りかかりますが、その人を見ると反対側を通り過ぎていきました。ところが、旅をしていた一人のサマリヤ人(当時、人々から差別を受けていた)は、彼を見てかわいそうに思って傷の手当てをし、宿屋に連れて行ってお金を渡し、介抱してもらうように頼んだ」という話です。イエスは、このサマリヤ人のようにあなたがたも隣人を愛するようにと言われました。
私も、困っている人の良きサマリヤ人になりたいものだと思いました。
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