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2024/05/26

ほっとひと息​​『やぐら』


  
 先日、お城を見に行く機会があり、色々と見て回っていると、立派な「やぐら」を見つけました。「やぐら」とは、城や館の門の上などに設けられた物見・防戦のための高楼であり、近世の城郭では、城内の要所、城壁や城門の上に設けられました。防御のため、昔のお城には欠かせない建物であったようです。確かに、やぐらにのぼってみると、近寄ってくる敵に効果的に対処できることが実感できました。
 有名な讃美歌で「神はわがやぐら」という歌があります。これは、ドイツの宗教改革者マルティン・ルターによって作詞作曲された歌で、宗教改革の戦いにおいて宗教改革者たちを助けた歌として知られています。その歌詞に「神はわがやぐら わが強き盾 苦しめる時の 近き助けぞ」とあります。
 日々の生活の中で、苦しいこと・困難なことに襲いかかられることは、誰しもが経験することかと思います。そのような時、守ってくれる「やぐら」がある、より頼むお方がいてくださるということは、生きていく力、生きていく勇気となります。やぐらとなってくださる神に感謝しつつ日々を歩んでいます。

「神はわれらの避け所 また力。苦しむとき そこにある強き助け」聖書
 


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