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2024/06/02

ほっとひと息​​『空の鳥を見なさい』


  
 この春訪れた滋賀県の宿泊先で、背中にヒナをおんぶして泳ぐ水鳥の絵を目にしました。
「かいつぶり」と書いてあります。初めて耳にする名前で別名は「鳰(にお)」、この漢字も初めて目にしました。水に入る鳥という意味で、餌を求めて水を掻いたり潜ったりすることから、この名前が付けられたそうです。琵琶湖を代表する水鳥、滋賀県の県鳥になっています。ヨシの茎の間に水草で巣を作り、卵が孵化した数分後にはひなは親鳥の背中に自力でよじ登り羽の下に潜ります。親鳥は、ひなを背中の羽に入れたまま水中に潜ることもあるそうです。でも大丈夫、羽の中は暖かくて安全です。
 他にも5月~6月のこの時期、ひなの子育てを間近に目にします。親鳥の羽毛の中で安らぐツバメのひなたちです。ツバメのひなは孵化したときには丸裸で体温が下がりやすいため、親鳥は巣でひなを抱き続けます。そして食欲盛んになったひなたちのために、親鳥は一日に数百回餌を運んでくるのだそうです。何という献身的な姿でしょうか。
 聖書には、神様が私たち人間を「荒野の地で…見つけ、これを抱き、世話をし、ご自分の瞳のように守られた」と書かれており、その様は「鷲が巣のひなを呼び覚まし、そのひなの上を舞い、翼を広げてこれを取り羽に乗せていくよう」と例えられています。親鳥の背中や羽の下で憩うひなたち同様に、私たちも創造主なる天の父の翼の下で守られている幸いを思いました。

「空の鳥を見なさい。種蒔きもせず、刈り入れもせず、倉に納めることもしません。
それでも、あなたがたの天の父は養っていてくださいます。」
 


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