チャーチオブクライスト ニュージーランド日本 | 大阪教会

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2024/06/09

ほっとひと息​​『目に慕わしい果実』


  
 教会の中庭のプランターにイチゴが赤い実をつけています。イチゴと言えば、私は6月生まれなので小学生の時のお誕生日会には、母が甘くておいしいイチゴジュースを作ってくれたことを思い出します。本来イチゴの旬は露地栽培の春から夏ですが、最近はハウス栽培が主流で11月下旬から収穫ができるようになりクリスマスケーキにも登場します。
 実は、私たちが赤い実だと思って食べているのは実ではなくて、イチゴのツブツブしている一見種のようなものが果実です。私たちが食べている赤い実の正体は、「花託」(かたく)と呼ばれ、茎や枝の先端で花をつけるところです。種のようなツブツブは「痩果」(そうか)と呼ばれ、その中にさらに小さな種があると言うので驚きです。
 聖書の中にもイチジクやナツメヤシなどいくつかの果実が出てきます。エデンの園でエバが蛇に誘惑されたのは、イチゴのように真っ赤でおいしそうな実だったのでしょうか。『そこで、女が見ると、その木は食べるのによさそうで、目に慕わしく…』とあります。夫であるアダムに与えたのはリンゴだと思っている人がおられるようです。聖画の影響(リンゴのように描かれている)からなのでしょうか。聖書にはそのような記述はなく「園の中央にある木の実」と書かれていて「善悪を知る知識の木」とも呼ばれています。神様に逆らって食べたので、二人はエデンの園から追放されました。これが私たち人間の罪の始まりです。
その罪の解決の手段として、今から約二千年前、神はイエス・キリストを私たちの救い主としてこの地上に贈られたのです。 
 


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