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2024/06/16

ほっとひと息​​『鳥の声に想うこと』


  
 我が家のリビングの掛け時計は、時報に野鳥の声が流れます。日本の各地で収録された50種類近くの鳥たちの声が、春夏秋冬の季節ごと、また朝昼夜の時間帯ごとに分類されていて、代わる代わる多彩な鳥の音を楽しむことができます。6月に入ると夏の鳥たちが登場します。「夏は来ぬ」という唱歌の中に『ホトトギス早もき鳴きて』という歌詞がありますが「特許許可局」とも聞こえるホトトギスのさえずりを私はこの時計を通して初めて聞くことができました。朝カッコウの鳴き声が聞こえてくると何となく高原にいるような気分を味わうことができます。夜にはコノハズクやフクロウが低い声で鳴き、猫の鳴き声に似たウミネコやけたたましい声をあげるタンチョウなどもいます。昼夜関係なく一時間に一度鳥が鳴く我が家ですが、自然界においてはどうでしょうか?やはり鳥が一番よく鳴くのは朝であるように思います。しばらく前に「鳥はなぜ朝鳴くのか?」という疑問を取り上げた番組を目にしました。興味深かったのは、朝が一番声が届きやすいからという理由でした。日が高くなり空気の温度が上昇するとともに大気中の水分が多くなり声が届きにくくなるそうです。朝明けとともに鳥たちが声を上げてコミュニケーションを取り始める背後に自然の摂理があることを教えられます。私は朝が苦手で、鳥のように早朝から元気に活動するタイプではありません。でも鳥の声を聞くときには、自然界を支配しておられる神さまの愛を覚えます。朝の静けさの中で鳥たちのさえずりに耳を傾ける時をもっと大切にできたらいいなと思います。
『主よ 朝明けに 私の声を聞いてください。
朝明けに私はあなたの御前にそなえをし 仰ぎ望みます。』(聖書) 
 


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