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2024/07/28
ほっとひと息『歌が呼び覚ますもの』
「夏が来れば思い出す 遥かな尾瀬 遠い空
霧の中に浮かびくる やさしい影 野の小径
水芭蕉の花が咲いている …」
霧の中に浮かびくる やさしい影 野の小径
水芭蕉の花が咲いている …」
有名な唱歌『夏の思い出』の歌詞です。
夏といえば小学生のときに歌ったこの歌が、なぜか心に思い浮かびます。
歌は時代を表すとも言われますが、子供の頃や多感な中高生の頃に流行った歌を聞くと、その時の空気や匂いまでが心によみがえり、当時の悩みすら思い出されて、心がせつなくなったりもします。
歌には記憶を呼び覚ます力があります。実際に、医療の現場ではこの特徴を利用して認知症の治療などに用いられたりもしているようです。
歌を唄うことよって、悲しみが癒されたり落ち込んだ心を勇気づけられたりしたことは、誰しもあるのではないでしょうか。歌には力があると思うのです。
特に、神様を讃える歌 ― 讃美歌には特別な力があります。歌を通して、神様は私たちの心を探り、慰めを与え、時に信仰を鼓舞し、勇気を与えてくださいます。神様はクリスチャンの賛美を住まいとされると聖書に書かれています。神様に向かって讃美の歌を歌うとき、私たちクリスチャンはたとえ、どんな問題を抱えていたとしても、心に安らぎと喜びがあふれ、力づけられるのです。
「いつくしみ深き 友なるイエスは 罪とが憂いを とり去りたもう
心の嘆きを 包まず述べて などかは下さぬ 負える重荷を」讃美歌312番
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