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2024/08/04
ほっとひと息『ツバメ』
毎年、阪急電車「南千里」駅で、巣を作るツバメのかいがいしい子育ての様子を見ます。今年はもう飛び立ったのか姿は見られません。7月の初めの東名高速道路のサービスエリアでのことです。トイレの中からツバメが顔にぶつかりそうに飛んできてびっくりしました。よく見ると、蛍光灯の笠の上と、壁の隅に上手に巣を作り、その中に雛が5.6匹いて大きな口を開けて餌をまっていました。そのかわいらしさに思わずスマホを傾ける人が何人もいました。
ツバメが巣をつくる家は縁起が良い、幸せになれると昔から言い伝えられています。その理由は、ツバメは外敵から身を守るために人のいるそばで巣をつくることにあるようです。巣作りは、適当に人の出入りがあり湿気の少ないさわやかな環境で、巣を壊さない優しい人々がいる場所を選びます。これは人にとっても幸せにつながる良い環境や要素です。
聖書には、『二羽の雀は1アサリオンで売られているでありませんか。そんな雀の一羽でさえ、あなたがたの父の許しなしに地に落ちることはありません。』とあります。神様が小さなスズメやツバメの一羽一羽を覚えてくださっていると書かれています。このような神様が私たち一人ひとりを覚えて、愛してくださらない訳がありませんね。
最近は農地が少なくなり、マンションも増加、雛のフンを嫌がって巣を壊す人もいるようで、ツバメの数が減少していることはとても残念です。これからも人とツバメが共存していける環境を守りたいものです。
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