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2024/09/15

ほっとひと息​​『大切なものはわずかです』

 
 先日、時間があったので本棚の整理をしていると「大切なものはわずかです」という興味深い本が出てきました。著者はローラ・インガルス・ワイルダー、今から40~50年前、テレビドラマで脚光を浴びた、あの「大草原の小さな家」の原作者です。懐かしく思い出される方もおられるかと思います。このインガルス家の家族同士の深い愛情がドラマを見る人々の心を強く打ちました。 
開拓者である貧しい家庭に起こる数々の事件やエピソードが描かれますが、その時々の問題解決の基準や価値観となっていたのが聖書でした。一家が日曜日に教会へ通うシーン、お祈りのシーンがたびたび描かれていました。ドラマの中に、家族の互いへの思いやりや、周りの人々への感謝と助け合いがあって、こんな家庭を築きたいと憧れ、一種の理想とさえ思ったものです。今もう一度「大草原の小さな家」の放映があればいいなと思います。このドラマを通して、今の時代の家庭が忘れかけているもの、家庭にとって大切なものは何かと考えることができるのではないでしょうか。それこそ大切なものはわずかであると教えられると思います。
聖書の中にこのような言葉があります。『乾いたパンが一切れあって平穏なのは。ごちそうと争いに満ちた家にまさる。』
まさにインガルス家にピッタリの言葉です。放映は無理でも本は見つけることができるでしょう。興味のある方は、本を開いてみてください。そして、ぜひ聖書も合わせてお読みください。


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