当大阪教会は阪急千里線沿いにありますが、最寄り駅の南千里駅から大阪方面行きの電車に乗ると、阪急の千里線と京都線が平面で交差する「淡路駅」という駅があります。近年、この駅及びその周辺で、高架化のための巨大工事が行われています。電車を利用する度に車窓から高架の建造物を垣間見ていたのですが、工事の初め頃は一部の高架化だけだと思っていたところが、しばらく時を経ると、いつの間にか各所で巨大な高架ができており、未だ途上であるもののそのスケールの大きさに圧倒されています。最近その報道を見て工事の全容を知り、またインターネットを通してもその情報を得ることができるのですが、その規模の大きさに、完成したときのイメージができずにいます。また、このような工事の現場を映像で見る時、インフラ工事と称される様々な巨大工事に携わる人々の姿、知恵と力、そして工事が夜間に人知れず行われていることも多いことを知り、私たちの生活、社会や産業の基盤が、このような方々に支えられていることを改めて思い知らされ、感銘と感謝を覚えます。
そして、目を天に向けるとき、人知を超えた神様の働きによって、私たち人類がその恵みを受けていることにも似ているような気がしました。
『正しい人も、知恵ある者も、彼らの働きも、神の御手の中にある。』
『主が家を建てるのでなければ、建てる者の働きはむなしい。･･･
　　主はその愛する者には、眠っている間に、このように備えてくださる。』（聖書）

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