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2024/12/01

ほっとひと息​​『年賀状じまい』

 
 
 3年前、友人から届いた年賀状に、「今年で年賀状を終えることにしました」と書かれていて、少なからずショックを受けました。何十年も続いた交流が絶えるような気持になったからです。しかし、最近「年賀状じまい」と言う言葉をよく聞きます。年賀状を出す人が減ってきているようです。2025年(令和7年)用の年賀はがきの当初の発行枚数は10億7000万枚で、2024年(令和6年)用の年賀はがきの発行枚数と比べて25%の減少だそうです。SNSやメールで新年の挨拶を交わす人が増えたことや、企業もコスト削減や環境への配慮から年賀状を差し控えていることもあるようです。それに、郵便料金が高くなり63円だったはがきが85円になったことも要因でしょう。このような理由で、新年の挨拶を交わし、互いの消息を尋ね合うという年賀状文化が消えいくのは寂しいです。と言う私も、実は今年から年賀状じまいをしようかと考えています。けれども、1年に一度しか交流のない方々とのやり取りがなくなってしまうと考えると複雑です。そこで、今まで年賀状をもらっていた方々にクリスマスカードを出そうと決めました。新年のご挨拶ではないけれど、クリスチャンにとっては、最も喜ばしいクリスマスに、クリスマスのご挨拶と、来たる新年の祝福をお伝えすることにしたのです。ご挨拶を送るツールは何であれ、離れていても相手の方々の消息を知りたいものです。聖書に『遠い国からの良い消息は、疲れたたましいへの冷たい水』と言う言葉があります。この季節、私にとって良い消息は「疲れたたましいへの温かいお茶いや珈琲」と言えそうです。
 


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