私は子どものころから本屋さんが好きでした。一人っ子だったので、家ではいつも一人で遊んでいました。初めて本に出合ったのは夜店で買ってもらった絵本でした。物語の主人公になりきって、喜んだり、泣いたり、想像を膨らませて本の面白さや楽しさを知りました。学生時代は小遣いを貯めては本屋さんに通い、自分の知らない作家やジャンルの本も読みたくて本棚を眺め、これはと思う本を手に取って買っていました。私にとって、そういう本選びができ未知の本と出会える場所でもある本屋さんが好きでした。
現在、図書館も書店もない市町村が15％あるという記事を読みました。また一方では、紙の本を守りたいと、書店の活性化に向けた働きもあります。最近はコーヒーが飲める本屋さんが増えています。本の隣に別な物を売っている本屋さんも多く、一番多いのは文房具、雑貨などで、学生や若い人に人気があるようです。
　私が最も大切にしている本、それは聖書です。聖書は世界で最も読まれている本です。多くの翻訳版があり、世界のベストセラーです。人生のヒントになる言葉がたくさんあります。迷っている時、悩んでいる時、嬉しい時、感謝したい時など、聖書の言葉から励まされ、教えられ、平安が与えられます。私は生き方の道標としていつも聖書をそばに置いています。
「すべて疲れた人、重荷を負っている人はわたしのもとに来なさい。
わたしがあなたがたを休ませてあげます。」
聖書にある、イエス・キリストが語られた励ましの言葉です。