チャーチオブクライスト ニュージーランド日本 | 大阪教会

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2025/10/19

ほっとひと息​​『種』

 小学校三年生の理科では、植物の一生を学習するためにホウセンカやヒマワリを育てます。学習は種の大きさや形・色などを虫めがねでよく見てノートに写すことから始まります。
 昨年度は、一昨年に収穫したヒマワリの種を蒔きました。しかしいくら待っても発芽しませんでした。それで近くの農家の方にヒマワリの苗を分けてもらい、それを育てて観察しました。聞きますと、古い種は発芽しにくいとのことで、今年は種苗屋さんの新しい種を買いました。無事に発芽し、子ども達は毎日水やりをがんばったので、草丈も伸び、茎も太くなりました。子ども達はヒマワリの蕾を見て大喜びでした。しかし、この猛暑のせいか今年は花があまり大きくなりませんでした。
 2学期になると、ヒマワリは頭を垂れ、ぎっしりと種を付けています。一つの種から何百もの種が取れることに皆びっくり。「先生、種をもらっていい。」「種を持って帰りたい。」と口々に言って種取りを楽しみにしていました。ところが、今年は花が小さかったので、種が太っていません。発芽するかが心配なところですが、子ども達は大事に持ち帰りました。

『私が植えて、アポロが水を注ぎました。しかし、成長させたのは神です。
ですから、大切なのは、植える者でも水を注ぐ者でもなく、成長させてくださる神です。』(聖書)

 これは使徒パウロがクリスチャンの成長について語っているのですが、私たちが植物を育てるときにも言えることではないかと思います。子ども達が持ち帰った種を神様が発芽させ成長させてくださいますように。

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