チャーチオブクライスト ニュージーランド日本 | 大阪教会

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Oh! Happy Day・体験談

ゆるい信仰ですが

栗谷 至(団体ボランティア職員)

いろいろな人がキリストを信じた体験を語っておられます。その最たるは聖書の中のパウロの回心でしょう。「目からうろこ」事件です。見えなかった目がいきなり見えるようになった。残念ながら私にはそんな劇的な体験がありません。(説得力が無くてとても残念です。)
私は牧師の家庭に生まれましたが、愛を感じるよりも厳しい怖い父親でした。キリストは「父なる愛の方」と言われてもピンとこず、母の愛の方がずっと身近に感じました。後で思うと父にもずいぶん可愛がってもらっていたのですが。青年時代は仲間と野鳥を見に出かけ、埋立地や干拓地、山の奥深くなどで遊びまわっていました。泥にまみれたことも数知れず、イノシシと大して違いませんでした。その中で実は自然を通して神の偉大さを体感していたようです。やがて妻と子のお供で教会に通い、話を聞くうちに徐々に信仰が解かってきました。実は何も知らなかったのでした。最初のうちは信仰にはすごい努力がいるんだ、変な事をしたり考えてはいけない、日曜日は朝から教会だぞと自己規制が必要でしたが、だんだん緩くなってきて、今ではキリストがお兄さん、神様はおやじ的な感覚になってきました。天国に行ったら同レベルになって神様と話ができるのだそうです。(信じられます?無理にとは言いませんけど。)『今、私たちは鏡にぼんやり映るものを見ていますが、そのときには顔と顔を合わせて見ることになります。今、私は一部分しか知りませんが、そのときには、私が完全に知られているのと同じように、私も完全に知ることになります。』(聖書)